心のブランチ

心で感じた日々の日記

兄の新盆

私の兄は昨年末に63歳という若さで、間質性肺炎で亡くなった。自分の死がわかっていたのだろう、毎週のように温泉に行ったり、美術館に行ったりして出かけていた。スケッチも沢山して水彩や油絵を描いた。温泉に行ってる先から緊急入院になった。入院した時に会いに行った。身体に色々な機械が付いていた。酸素を吸いながら苦しそうながらも、色々な話をした。最後に頑張ってと言って握手をした。賢い兄だったので、残された家族の事も色々段取りをして考えて旅だった。

死に直面しながらも、亡くなった後の事を色々な人にアドバイスを聞きに行ったり考えたり、強い人だ。細かい計画を立てる人だったけど辛かったと思う。

きょうは子供達や家が近い兄弟で新盆をするという。私は遠いので心の中でお参りする。兄が描いた絵を見ながら小さな時からの兄を思い出しながら、、、もっと色々と話せばよかったと後悔する。お兄ちゃん!と話しかけて相談したい。兄は最後は安らかな顔だった、もっと生きてて欲しかった。

新盆に兄のことをいっぱい思い出そう。

 

安らかにみんなを見守ってね。